2018.6.30

カテゴリー │四代目雑記


彩雲?

ふと見上げると彩雲かな?

みたいな雲の見え方してました。



曖昧ではありますが

もっとはっきりした彩雲を

一度でいいから見てみたいですね。

台風です。

対策に追われる越来造船でした。

四代目 ゆーき




2018.6.29

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はっち。

遂にきましたぜ。

台風の兄貴が。

7号ですぜ。

タイコワ。

6月29日です。

いやーサッカー日本代表。

何とか本戦進出決めましたねー。

めでたい。

後味は兎も角、めでたい。

本戦でも頑張って欲しいものです。

さて、今日は何を書こうか。

ハッチ出たのでハッチについて書きましょうか。

ハッチとは。

英語なのですが、綴りを忘れたので

そこは調べてくださいまし。

おそらくhatch辺りかな?とは思っております。

甲板にある船倉に行くための開口部です。

水密性を上げる為に開口部を甲板から少し高くして

蓋がついています。

実際にハッチの方が通じると思います。

車にもハッチバックとか言いますね。

あれも同じ感じの意味なんですかね?

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.28

カテゴリー │四代目雑記


ねじねじねじ。

6月28日。

旧暦5月15日です。

大潮です。

今日も暑かったですね。

今晩はサッカーの日本戦があります。

今日も勝って欲しいものです。

頑張れ日本!!

さて、今日は木目について少しだけ。

木目とはなんぞや。

ずばり木の模様ですね。


丸太にすると年輪として見えるあれ。

丸太を縦にスライスしていった状態の木材を

弁甲材(べんこうざい)と言いますが

弁甲材にする為にスライスをどういう切り方でスライス

するかによって船のどの部位に使うのかが決まります。

ただやみくもに製材している訳ではないのですね。

これも全ては棟梁が決めます。

粗方予想して切り倒した木でも

年輪を見てみると若干予想と違っている部分が出てくる場合があります

そういう場合も棟梁は冷静に対処するんです。

で就業後に酒を飲んで憂さを晴らすわけです(笑

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.27

カテゴリー │四代目雑記


斜陽。

6月27日です。

6月ももう少しで終わります。

クリスマスまで半年を切りました。

今日も猛暑でした。

溶けそうでした。

我が家の猫たちもだらけきっております。

越來造船の鉛筆はこうなっております。





どうしてか?

厚みのある木製の定規に対して直下に線を引けるように

こうなっております。

最近は鉛筆はあまり使いません。

芯の太いシャーペンの方が使い勝手が良いです。

ボールペンは逆さまにするとインクが出ない場合が

多い&対木材なのでボールの部分が直ぐへたります。

それでも未だに墨壷と墨差しの出番があるというのも

昔の人の凄さがわかります。

結局墨壷、墨差しって必要ではあります。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.26

カテゴリー │四代目雑記


進貢船。

6月26日です。

むにむ。です。

むにむ。

今日も暑かったですね。

暑かったで今日の記事が終われば苦労はせぬ。

梅雨あけたそうです。

夏到来です。

あかね丸どしどし出港中です!!

沖釣りしたい人。

沖釣り好きな人。

ビギナーからプロまで。

お待ちしております。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.25

カテゴリー │四代目雑記


椅子。

椅子完成しました。

いいっす。

昨日の記事に間違いがありました。

私、もう直ぐ38歳と書きましたが

37歳でした。

ご指摘された皆様・・

いやーコメント欄ではなく直接言って頂けるあたり

やはり中年のそれにたいする同情を感じます。

ありがとう。

日本引き分けでしたね。

勝てた試合だっただけに勿体無かったですね。

予選突破してほしいです。

サッカー観戦は楽しいのですが

私、蹴球は全然できませんです。

ボールをどんだけ蹴っても

上に上がらない。

どうしただろう?

誰かレクチュア求む。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.24

カテゴリー │四代目雑記


ロシア。

ワールドカップ期間最高ですね。

毎日サッカーやっております。

今晩は日本の試合です。

勝つんだ日本。



椅子造っております。

自分用です。

本当は強度的に曲がり材の方がいいのですが

そこは造船所であります。

曲がり材は造船所にとっては良材。

自然と端材は真っ直ぐなしらた(丸太の外側の白い部分)

になります。

もう少しかかりそうです。

椅子。

いいっす。

もう直ぐ38歳になるので

オヤジギャグも許されます。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.23

カテゴリー │四代目雑記


うつろひ。

6月23日です。

今日は雑貨部の作業でした。

ガラスボートあやはし君のお客さんの写真を。


子供たちに海に益々興味を持ってもらう為の

いいきっかけになればあやはし君も嬉しいです。

越來造船の見学にもおいでください♪

子供たちなら大歓迎ですよー。

事前に連絡を頂けば対応可です。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.22

カテゴリー │四代目雑記


じどり。

6月22日です。

むににです。

むににっていい響きだと思いませんか?

むににです。

今日はプロのカメラマンの職場に

同行する機会を得ました。

さすがプロですな。

クライアントの要望通りの写真を

ほぼ一回のシャッターで撮れるあたりは

趣味でちまちまかしゃかしゃやっている

小生とは雲泥の差でありました。

フィルムカメラの楽しさも語り合えたし

今日も実のある1日でございました。


ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.21

カテゴリー │四代目雑記


体勢。

6月21日です。

最近は毎日サッカーの試合が見れるので

なかなか楽しい毎日でございます。

メジャーなスポーツは割とこなす小生

サッカーだけはてんでいかん。

ボールを足で蹴るのがあんなに

難しいとは。

リフティングなんて全然できません。

さて、今日は良く聞かれる質問について。

木の接ぎ方。

木造船に関わらず

木の接ぎ方はかなりの種類あると思いますが

木造船に於いておおまかに言うと

小口接ぎと嵌接(かんせつ)とがあります。

小口(こぐち)接ぎというのは専門用語では

別の呼び方もありますが

小口の方がメジャーな呼び方だと思うので

小口と覚えればいいと思います。

これは接ぐ木と木に別の木を当てて接ぐ方法。

嵌接は組み木みたいに接ぐ方法。

船のどの部分を接ぐかによって

接ぎ方を変えます。

水分含有量で隙間なんて

開いたり閉まったりするので

これまた厳密に言うと

キールと外板は特別気を遣います。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.20

カテゴリー │四代目雑記


船首方向から。

6月20日。

サッカーワールドカップ

日本勝ちましたね。

いやー素晴らしい。

さて、今日は何について書こうか。

英国海軍が昔船同士を綱引きさせた話しをご存知ですか?

新しい推進機として

スクリュー(現在のそれとは少し形状が違うが)が登場したときに

果たして外輪機とどちらが凄いのだよと

同じエンジンを積んだ同じ船に

一つは外輪、一つはスクリューで綱引きをさせて

スクリュー船が勝ったから英国海軍はスクリューを採用した

と何かに書いてあったのですが、

何て本だったか思い出したら紹介します。

凄いですねー。

船の綱引き。

ロープやワイヤーが切れたらと思うと

船に乗ってる方は怖くて仕方なかったことでしょう。

でもそういう実験を経て

現在があるのです。

昔も現在も海の人間はやることが

単純明快で明朗快活感がはんぱなくて

面白いです。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.19

カテゴリー │四代目雑記


狭ひ。

6月19日です。

今日はワールドカップでの日本の初戦だそうです。

勝てるといいですねえ。

髪を切りたくなってきました。

私は坊主が割りと好きです。

なにせお手入れが凄く楽。

結果的に頭皮にも優しそうなんですがね。

周りが坊主を嫌います。

頭の形の悪い私に坊主頭は

まったく似合わないというのが

大方の意見でございます。

船体のことを英語でハル(hull)と言います。

ヨット乗りが見学に来ると良く出るワードなのですが

「ハル造っているんですか?」

的なこと聞かれるんですが

「春造っているんですか?」

とか

「春の材料ですか?」

とか

私の頭の中が春一色になって

お花が咲きそうになってしまいます。

因みに畑の事を沖縄の方言でハルと言います。

さすがにそこにまでは至りませんが

ハルの深さが感じられるエピソードかと。

ハルの深さと言えば

船の甲板から底板までの高さの事とも捉えられるなと。

今混乱中でございます。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.18

カテゴリー │四代目雑記


水 the 刹那。

6月18日です。

大阪方面で大きな地震がありました。

家族、友人の安否に一安心です。

余震にもくれぐれもお気をつけ下さい。

さて、

出不精が久しぶりに出掛けるといけませんね

世の中がこんなに変化しているのかと。

あのグラスが出品されてる⁉︎

新刊出てる⁉︎

道通ってるよ⁉︎

ほんのちょっと冬眠していた気分を

味わえるのが出不精のお得なトコロ。

雑貨屋と本屋は巡ってはいけませんぜ。

あと車屋さん。

欲しかったあのカッコいい車が

型落ちして相応の値段になり

我々平均庶民に寄り添うかの如く

お値段ボードで語りかけてきますよ。

四代目 ゆーき



2018.617

カテゴリー │四代目雑記


ヤドカリ居ました。

今日も忙しい越來造船でした。

屋慶名港の海面が

やぶち島の影で全然風がなく

鏡面の様でした。



台風去っていい感じです。

四代目 ゆーき



2018.6.16

カテゴリー │四代目雑記


綱綱綱。

多くの漁師が台風対策で船を陸揚げする中

大丈夫だと陸揚げしないのが1隻。

石橋を叩いて渡らないタイプの漁師ですね。

今回は大方は大丈夫だろうと思いながらも

万が一に備えて皆んな陸揚げしていました。

いつの時代も

何処にでも

天邪鬼は居ますよね。

石橋を叩いて叩いて渡る

そのいぶし銀的な熟練度

私は好きですけどね。

小学生の頃の話になって

小2の時にマーラン船の作文で

何かに選ばれた話を思い出して

幼少期から船かよ。と。

たまには船以外もいいもんなのに。

私は経験から物を語るタイプなので

自信を持って喋れる事が最早

船しか無いのです。

良いことなんですかね。

最近鼻が高くなってるかな

とか

先輩方を差し置いて

とか

自分で思うんですが

私が喋っていることなんて

先輩方の、そして私の

数ある経験のほんの一握りであり

そのほんの一握りで"木造船船大工"

を推し広める活動を担えるのなら

と自答しております。

四代目 ゆーき



2018.6.15

カテゴリー │四代目雑記


つーるず。

6月15日です。

今朝は早くからあかね丸を陸揚げ。

台風シーズンの海の人間は忙しいです。

船大工の道具は至ってシンプル。

さしがね。

ハンマー。

墨壷。

のこぎり。

ノミ。

カンナ。

があればどうにかなります。

これらを作業単位ではなく時間単位で簡単にするのが

電気道具。

さしがねの代わりになる電気道具はありませんが、

電気ノコギリ。

電気カンナ。

インパクト。

インパクトと言うのは電気ドリルにも

ビス打ちにもボルト打ちにも使える

かなり便利な利器でございます。

例えば昔々の

電気道具が誕生していない時代の船大工

たちに電気道具を見せた場合、

100人中90人は電気道具を使うと思います。

あとの10人は見た事のない物を信用していない人たち。

でも昔のやり方で造っていた船大工が使うからこそ

意味がると思うんです。

アナログを知らない人間がいきなりデジタルにいったって

0と1しか知らないんです。

アナログを経てきた人は

0.1も0.298も

それこそ0から1に至るまでのプロセスを

自分なりに工夫しながら1にたどり着いて

来た人間たち。

0と1しか知らない人間よりも

感動ひとしおだと思います。

ワープみたいなもんです。

階段を知らない人間がエレベーターで20階に上がっても

「着いたな」くらいのもんですよ。

階段で20階まで上がった事ある人間が

初めてエレベーターで20階に上がったら

「!! ワープした・・・」です。

今欲しているのは電動摺り合わせ機。

電動摺り合わせ機があったら船造りもっと早くなるのに。

と三代目とよく冗談を交わします。

AI船大工と勝負する日が来るかもしれません。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.14

カテゴリー │四代目雑記


台風です。

台風の度に船を陸揚げしないといけません。

これがまたしんどい。

まだうら若きティーンエイヂアーの時から

台風のときの作業です。

タイメン!!

台風面倒くさいの略です。

タイメン!!

タイソン何してるんだろう?

マイク・タイソン。

私が好きなボクサーの一人。

一番好きなのは浜田剛史。

ん?

オスカー・デラホーヤ?

フリオ・セサール・チャベス?

んん?

一番好きなボクサーが何人もいます。

一番が一人である必要ないですもんね。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.13

カテゴリー │四代目雑記


きゃんばー。

6月13日です。

13日の水曜日。

何の日になっているんだろうか?

調べると毎日何かしらの日と言われているので

のたまった者勝ちなのかもしれません。

なので6月13日。

無違算の日にしましょう。

今日だけは計算間違いせずに過ごしましょう。

さて、

今日はキャンバー。

写真の緑の丸の中に写っているのが

キャンバー。

船業界以外でもこの三角のくさびを

キャンバーと呼んでいるのを聞いた事があるので

世間一般でもキャンバーと言われていると思われる。



船特有のキャンバーとして

ハッチコーミングという箇所

にも打つんですが

あのキャンバーの事を何て呼んでいたか

思い出せない。

うーん。

どうしても思い出せない。

誰か知っている人が居たら

そっと思い出させてください。

キャンバーはずばりくさびです。

物を固定する為に隙間に打ち込んで

より強固に固定する為のもの。

逆にその作用を利用して

つっぱり棒の下にキャンバーを打ち込んで

つっぱり棒をより強い力で押し上げる時等に

使ったりします。

キャンバーの角度も多種多様。

シチュエーションに合わせて

色々な形のキャンバーを使います。

材質も然り。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき




2018.6.12

カテゴリー │四代目雑記


雑貨部新商品の木製ボタン。

ボタンて打ったら変換に「釦」と出てきたのですが

漢字でこう書くのでしょうか?

金に口。

金の口・・ATM !?

6月12日です。

今日は盤木について。

盤木とは何か。

船を造るときに下に敷く木です。


この矢印でさしたやつ。

これが盤木です。

盤木と書いてバンギと読みます。

これが水平いっていないと

出来上がる船が歪みます。

なので盤木は非常に大事。

船が出来上がってくると左右への

傾きを防ぐ為に

船の両舷腹部にも突っ張り棒や

支えになる盤木みたいな物を置く場合があります。

越來造船では腹盤木(ハラバンギ)と言います。

キールが船尾で反りあがっている場合は

反りあがった箇所に盤木を置く場合もあります。

角度のある箇所に盤木を置く場合

キャンバー(三角状のくさび)を使います。

キャンバーについてはまた今度記事にします。

因みに前に記事で書いた

梁の反りのこともキャンバーと言います。

今回はこんなところです。

ゴエクゾウセン横
四代目 ゆーき





2018.6.11

カテゴリー │四代目雑記


さしがね。

6月11日です。

どんよりお天気。

台風過ぎたら晴れて欲しいです。

晴れが続いたら雨を欲する。

人間らしいですよね。

レッドツェッペリンというバンド

ご存知でしょうか。

私の大好きなバンドです。

解散理由がメンバーの死去。

ドラマーは世界に数多といるのに

彼のドラム無しでは無理と

解散したバンドです。

最近その息子を入れて

再結集したという逸話まで含めて

私のヒーロー的バンドです。

音楽を作る人に言われた事があります。

「話を聞いていると音楽を作るのと

船を造るのは似ている」

と。

それを聞いた時思ったんですよね。

創る

でもあるのかもしらんなと。

四代目 ゆーき