越來造船ブログ

2月18日です。

曇り。北風。

寒いです。

朝車の温度計が13℃となっているのを見て

ますます寒くなりました。

今冬一番の寒さかもしれませんです。

我が家の猫も丸くなっております。

週末は天気回復するといいのですが。

久しぶりに船の話しでもしようかと。

マーラン船てなんでマーラン船て言うの？

という質問をよくされるんですが

果たして当ブログで

紹介したことがあっただろうか

ということで。

馬艦船と書いてマーランセンと読みます。

中国ではマーカンと言ったりするそうですが

平安座はマーランセンです。

で、なぜなのかというと

マーラン船は船足が速かった。

馬の様に速かった。

なので馬の艦船。マーラン船だそうです。

マーラン船にもブンハヤ、カウチーなどの

船種があるのですが

カウチーは恐らくブンハヤほどの船足は出なかったと

思います。

ブンハヤとカウチーの違いも書いてもいいんですが

そこまで書くと長くなるのでまたいずれ。

マーラン船は空荷だと

喫水がすごく浅い船なので

当然ローリングはしますがキールを持っているので

ある程度踏ん張ります。

その船のローリングの踏ん張り具合を熟知して

船頭が操船できると

かなりの足を出せるというわけでございます。

なので船が速いのもそうなのですが

船長の腕次第なところもあるのです。

船長をしていて操船技術がすごかったら

フニクヤーとかフニハラサーとか

屋号があってもよさそうなのですが

今のところそう言った屋号に出会ったことがありません。

もしそういう屋号を知っていたらだれか教えてくださいです。


四代目　ゆーき