2017年10月20日17:17
澄ますヤツ。
スナガニって食べれないにしても出汁とれないんですかね。
いい出汁とれるならスナガニはわんさかいるし一人分の出汁くらい2,3匹で
まかなえるのではないだろうか。
と写真を見ながらいろいろ想見してしまいました。
鉄骨の骨組みにデッキとして嵌めていた杉板。
台風対策で取り外したのですが、
雨に濡れたのがまずかった。
杉が水を吸って膨らみ枠から外すのに骨を折りました。
杉は水でかなり膨らみます。
なのでハーリー時期になると色んな集落でサバニに水を溜めている
様子を見ることができます。
1年ずっと陸揚げしている木造船は
材の乾燥に伴い縮んで隙間が開くのですが
サバニに水を溜めているその様子は
乾燥した材に水を吸わして隙間を埋める作業なのです。
新造でもそれをやらないと漏るサバニもあるそうですが
基本的には船大工が造ったサバニは新造だと漏らないものです。
しかしどれだけぴっちり造ろうと陸揚げしてると隙間が開くのも
木造船の難しくもあり、面白いところでもあり。
昔は乗り手も船は勿論材にまで詳しかったんですね。
木造船と付き合うというのはその素材と付き合うといういことでもあるのです。
四代目 ゆーき
2017.10.20
カテゴリー │四代目雑記
澄ますヤツ。
スナガニって食べれないにしても出汁とれないんですかね。
いい出汁とれるならスナガニはわんさかいるし一人分の出汁くらい2,3匹で
まかなえるのではないだろうか。
と写真を見ながらいろいろ想見してしまいました。
鉄骨の骨組みにデッキとして嵌めていた杉板。
台風対策で取り外したのですが、
雨に濡れたのがまずかった。
杉が水を吸って膨らみ枠から外すのに骨を折りました。
杉は水でかなり膨らみます。
なのでハーリー時期になると色んな集落でサバニに水を溜めている
様子を見ることができます。
1年ずっと陸揚げしている木造船は
材の乾燥に伴い縮んで隙間が開くのですが
サバニに水を溜めているその様子は
乾燥した材に水を吸わして隙間を埋める作業なのです。
新造でもそれをやらないと漏るサバニもあるそうですが
基本的には船大工が造ったサバニは新造だと漏らないものです。
しかしどれだけぴっちり造ろうと陸揚げしてると隙間が開くのも
木造船の難しくもあり、面白いところでもあり。
昔は乗り手も船は勿論材にまで詳しかったんですね。
木造船と付き合うというのはその素材と付き合うといういことでもあるのです。
四代目 ゆーき