2020.3.9

越來造船

2020年03月09日 21:10



3月9日です。

曇り。南風。

今日はぬるーい1日でした。

寒くなく。暑くなく。ぬるい。

そんな1日。

木くずにまみれて過ごした今日であります。

マーラン船は舵の下から船首にかけて

ロープを取ります。

方言でルクトゥと言ったと思いますが

記憶が定かでないので

ノートを見ないといかん。

これはなかなか珍しいつくりであります。

なぜなのか。

考えてみると

マーラン船の舵は樫などの硬い(重い)

材ではできていないので

軽いです。

なので放っておくと浮きます。

舵は浮くと効きが悪いので

できるだけ沈めたい。

そのために下に引っ張る必要があるので

ロープを取るのではないか。

またマーラン船は干潟にそのまま

放置して置くこともあったので

その時は浮いているうちに

錨を打って舵をあげておく必要がある。

そのときにはロープを

手繰ったり緩めたりするだけで

舵の上げ下ろしが楽にできる。

そんなところではなかろうか。

そんなことを考えて1日が更けてゆくのです。


四代目 ゆーき


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