2019.3.17

越來造船

2019年03月17日 18:50


3月17日です。

今日は船図を板に写す作業の合間に

造船所の必需品である

「マンリキ」

のメンテナンス。

マンリキとはシメバタとかバイスとかクランプとか

色々な呼び名がありますが、

上の写真のあれでございます。

小さいものは今は百均でも売っているので

便利ですね。

うちでは主に

マンリキやしめばたと呼んでいるので

マンリキと書きますが

このマンリキいうやつ。

恐らく世界中どこの造船所に行っても

見ることができると思います。

それだけ必需品。

なのでメンテナンスも定期的にやらねばなりません。

鉄製なのでどうしても

錆が出ます。

この錆を落としてやるのです。


上が掃除する前

下が綺麗にした後。

こちらが今日綺麗になったマンリキたち


もっと大きいのも勿論ありますよ。

私の背丈くらいのマンリキもあります。

ステンレスのマンリキってないんですかね。

私は飛行機と錆がなんとも苦手でして。

仕事となると錆も我慢して触りますが

2~3回手を洗ってしまいます。

船にも四代目にも錆は大敵です。

船釘といわれる釘は

木に打ち込まれると

釘が錆びて木を食うので

抜けにくくなって寧ろ凄いです。

タックといわれるボルトも似たような感じですかね。

タックも今度記事で紹介したいと思います。


四代目 ゆーき

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